2022年1月公開の映画『フタリノセカイ』でも初の主演も務め注目の「片山友希(かたやまゆき)」さん。
個性派俳優として演技力も高評価。
多くの映画に出演し数々の賞を受賞した経歴もあるんです。
ドラマ『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』にも出演し人気も高まりそう!
演技が評価されるようになるには、過去苦労した経験も・・・。
そんな片山友希さんの気になるエピソードを紹介していきますね。
プロフィール
- 生年月日:1996年(平成8年)12月9日
- 出身地:京都府
- 身長:165cm
- 特技:バレエ、お腹がなること
- 趣味:読書、音楽鑑賞
出典元:https://www.cactus-mgt.co.jp/actors/katayama.html
俳優スタート~上京しての苦労秘話
京都出身の片山さんは中学2年の時に関西の養成所に入り俳優の仕事を始めました。
しかし10代の頃は年に1回か2回仕事があるかないか程度でした。
その後20才で上京します。
上京時は葛藤も多かったようです。
「わたしは二十歳で上京してきましたが、そのとき友達に何も言わずに出てきたんです。
高校を卒業してから、まわりはみんな大学へ行ったり就職したりしていたけれど、自分だけ何もしていないというコンプレックスがあって、友達とうまく関わることができなくなってしまって。
それに、地元ではわたしだけでなくみんな、どこか東京に対するコンプレックスを抱いているように見えました。
そういう息苦しさのようなものから飛び出すように上京してきたのですが、わたしもやっぱりホームシックになりましたね。
怖くて怖くて、嗚咽するくらい泣いた日もありました」。
出典元:https://journey.oheyago.jp/?p=1341
そんなつらい状況でも、あきらめずに活動をした心境とは。
「わたしは、一度決めたことは曲げたくないからです。
わたしは小学生のときから将来は東京に行って挑戦するって決めていたんです。
最初はつらかったですが、映画『ここは退屈迎えに来て』のオーディションに受かったことで流れが変わったように感じます。
次第に仕事もいただけるようになって、ようやく自分の在り方を認められるようになってきました」
出典元:https://journey.oheyago.jp/?p=1341
現在は「東京でやりたいことをやれている喜び」を身に染みて感じている一方、
「調子に乗って、しんどかった京都時代を忘れたら終わり」と自分に言い聞かせているそうです。
映画では難役を多く務め新人賞も受賞!
既に20作品近くもの映画の出演歴を誇ります。
代表作をいくつか紹介しますね。
1. 2018年『ここは退屈迎えに来て』
デビューしてから最初に独特の雰囲気で印象を残した作品です。
サラリーマンと援助交際する高校生の役でした。
ひと際他の出演者とは異彩を放つ演技に一目置かれました。
2. 2020年『君が世界のはじまり』
母が家を出て父を無視し続ける高校生役。
転校生がやってきたが、実の父親の再婚相手と関係を結んでいる。
それを知りながらその転校生と関係をもつ間柄に。
3. 2021年『茜色に焼かれる』
出世作ともいえる作品。
ヒロインである主人公の母親が務める風俗店の同僚。
過去父親から虐待を受けた過去を持つ。
持病があり高価な注射を毎日打つために風俗で働く役。
4. 2022年『フタリノセカイ』
2022年1月公開。
初の主演作になります。
付き合っている彼が実は出生性は女性、
心は男性というトランスジェンダーだったというヒロイン役。
その事実を知り動揺するも愛し合う2人だったが、
子どもの夢を捨てきれないという役所。
このように影のある癖のある役柄が多くこなしてきました。
自身でも「幸せになれない役が多い」と言っています(笑)
役と向き合い苦しみ数々の賞を受賞!
自身の出世作でもある2021年の『茜色に焼かれる』では、
虐待や難病を抱える風俗嬢という難役でした。
この役柄に関して・・・
「自分にこの役ができるだろうか、という不安が一番大きかったです。
ちょうど面接をした頃、私がこのまま仕事を続けるなら、もっと作品に対して、深く考えるべきだと悩んでいた時でした。
でも、どうやって深く考えればいいか分からなかったんです。そんな時にケイの役をもらって……。
生半可な気持ちでは絶対にやってはいけない役でしたから、今までとは違うやり方をしなければ絶対できないと思いました。
『じゃあ、どういうやり方をすればいいんだろう』と悩んだまま撮影が始まり、とにかく不安が大きかったです」。「ここまで不安な状態で撮影したのは初めてで、これがダメだったら俳優を辞めた方がいいだろうと思えた初めての作品でした」。
出典元:https://www.asahi.com/and/article/20210520/404572639/
ここまで悩みながら覚悟を決めて臨んだ作品でもありました。
そんな不安を乗り越えたこの作品は、”俳優人生のターニングポイント”になったと振り返っています。
そして同作品の演技で5つもの賞を受賞しています。
「第46回報知映画賞」新人賞
「第43回ヨコハマ映画祭」 助演女優賞
「第35回高崎映画祭」最優秀新人俳優賞
「第76回 毎日映画コンクール」 スポニチグランプリ新人賞
「おおさかシネマフェスティバル2022」新人女優賞
共演歴のある立川志の輔さんは 「熱演や好演じゃなくて怪演に近い」と称した程です。
今後の夢
作品毎に演じた役柄によって同一人物とは思えないくらいに、
ガラリと違った印象を残しています。
それがゆえに一部の映画やドラマ好きには認知されていたが、
これまで一般的に認知が広がるのに少し時間を要していとことろがあります。
裏返すと俳優としての優秀さを物語っているエピソードなのです。
しかし初主演作映画の公開や民放連続ドラマへの出演などで世間の認知度上がりもブレイクしそう。
そんな彼女の夢や目標は・・・。
「かなえたいことは口にすべきだと思うので…。私、フランスが大好きで憧れが強いんです」。「そう、カンヌのレッドカーペットを歩きたい」。
出典元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/20/kiji/20220120s00041000096000c.html
視線の先にはフランス カンヌ国際映画祭をみているのです!
まとめ(あとがき)
多くの映画の出演歴を誇る「片山友希(かたやまゆき)」さん。
その背景には苦労したエピソードが多くある事がわかりましたね。
そんな苦労を乗り越えた経験が演技力の高評価になっていることを強く感じます。
今年益々人気が高まっていきそうな片山友希さんから目が離せません!
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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